アイコン 九州各県の分譲マンション開発状況④/熊本県 2010年10月

ザ・熊本タワーは36階建225戸の超高層大型マンション。破綻した大和システムが柱になり、広島のセイキョウホームとこれまた破綻した更生会社ジョイント・コーポレーションの3社JVの物件で、2012年3月竣工予定で工事中である。施工は戸田建設と地元光進・武末建設のJV工事になっている。

販売代理の住友不動産に問い合わせたところ、225戸のうち既に219戸販売契約済みで残りは6戸で快調に販売されている(竣工まで後1年半)。もしも大和システムの民事再生計画が認められなかったとしても、セイキョウホームや更正中のジョイント・コーポレーションが、既に完売状態であり、大和システムの持分の肩代わりはできることから問題はない。
また、施工の発注元は、熊本市の再開発事業であり、熊本市からの発注工事となっており、完成も全く問題ない。
こうしてみると、熊本市における分譲マンションの今後の販売戸数は限られたものとなっており、また、ダックスも2棟立て続けに竣工前完売をしており、新規開発は再始動の時とも思われる。当然開発場所次第。
新栄住宅は、熊本市の厚生年金跡地(約7,500㎡)を所有しているはずだが、新栄さんも眠ったままから起き出すかもしれず、動向が注目される。

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[ 2010年10月 6日 ]
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