アイコン クボタ/中間期 儲かるトラクター 1兆円企業復帰へ

①中間期のトラクター含む機械部門の売上高は3,307億円、うち海外は2,097億円とクボタも海外で稼ぎ出している。当機械部門の売上高は全体の73.6%に達する。

② 水・環境システム部門:水・環境システム部門は、パイプ関連製品(ダクタイル鉄管、合成管、バルブ等)、環境関連製品(各種環境プラント、ポンプ等)により構成されている。当部門の売上高は、前年同期比17.6%減少して747 億円となり、売上高全体の16.6%を占める。国内売上高は、11.7%減の684 億円。ダクタイル鉄管、合成管などのパイプ関連製品は公共投資縮減などにより減収となり、環境関連製品も上下水エンジニアリングを中心に売上を落とした。海外売上高は、中東向けダクタイル鉄管の販売減や、バルブ、ポンプなどの減収により52.2%減の63 億円。当部門の営業利益は、減収や原材料高の影響などにより65.1%減少して21 億円。

③ 社会インフラ部門:社会インフラ部門は、素形材、鋼管、自動販売機、電装機器、空調機器により構成されている。当部門の売上高は、前年同期比2.7%減少して312 億円となり、売上高全体の7.0%を占める。
 同社のダクタイル鉄管は圧倒的な強さを有し、他社を圧倒しているが公共工事あってのもの。ダムを造ろうキャンペーンは打てない。
 今では同社は世界のトラクターやさんである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
444,634
33,132
33,287
19,313
11年3月期第②四半期
449,046
43,169
43,041
25,710
前期②比
101.0%
130.3%
129.3%
133.1%
11年3月期通期予想
1,000,000
90,000
90,000
52,000

[ 2010年11月 4日 ]
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