アイコン 北が海岸砲50発以上発射、韓国軍戦闘機出撃

韓国

北朝鮮が23日午後2時34分ごろ、黄海上の軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)に近い延坪島の陸上と付近の海域に海岸砲50発以上を発射し、現在も砲声が続いていると、軍関係者が伝えた。

 

これを受け、韓国軍も80発以上を応射した。兵士1人が重傷、3人が軽傷を負ったが、現時点で人命被害の報告は出ていないという。砲弾が落下した延坪島の住民にも被害が予想されると伝えられた。一部島民は漁船で避難したという。

 また韓国軍は、F−15、16戦闘機を黄海5島地域に向け出撃させた。
 国防部の金泰栄(キム・テヨン)長官は同日の国会質疑で、「韓国軍は交戦規則に基づき、自衛権確立の次元から(北朝鮮に対する)対応射撃を80発余り行った」と明らかにした。北朝鮮に挑発行為を即刻中断するよう促しながら、さらなる挑発には強力対応すると述べた。金長官は、砲弾が落下した延坪島で火災が発生したが、住民被害は確認されていないと話している。
 一方、李明博(イ・ミョンバク)大統領は北朝鮮の海岸砲射撃を受け緊急関係閣僚会議を招集した。青瓦台(大統領府)関係者が伝えた。拡戦することがないよう管理に万全を期すよう指示した。

 

[ 2010年11月23日 ]
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