アイコン 若築建設/中間期 佐藤工業株売却損59億円計上

若築建設同社によると、わが国経済は、アジア向けを中心とする輸出の増加や経済対策効果により景気は緩やかな回復の動きが見られたものの、急激な為替相場の変動や株式市場の低迷、厳しい雇用環境などにより下振れ懸念は払拭されず、依然として先行き不透明な状況で推移している。建設業界については、公共建設投資及び民間建設投資の減少により市場全体が縮小し、受注環境は大変厳しい状況が続いている。

このような状況の下で、同社グループは、前々連結会計年度に策定した中期経営計画に基づき経営の効率化と業績の向上に努めた結果、売上高は前年同期比▲3.5%減の295億円、損益は、営業利益26億円(前年同期は営業利益89百万円)、持分法投資利益6億円を加え、経常利益33億円(前年同期は経常利益2億円)となった。
しかしながら、当第2四半期連結会計期間中に持分法適用関連会社の株式を一部売却したこと等による投資有価証券売却損60億円により税金等調整前四半期純損失▲30億円(前年同期は税金等調整前四半期純利益1億円)、四半期純損失▲31億円(前年同期は四半期純利益80百万円)となったとしている。
受注高は、前年同期201億04百万円、今中間期163億37百万円で-18.7減となっている。また、繰越高は、同439億14百万円から今中間期末残279億25百万円と-36.4%も減じており、非常に心配されるところである。

 兵隊が一生懸命稼いでも、雲の上で利益が損なわれ、今期も赤字予想で3期連続赤字になる。
なお、佐藤工業には10億円出資していたが、この間持分法を適用して佐藤工業の業績を組み入れていた。しかし、10億円の株の売却により何で59億円も損失が出るのかようわからん。頭が悪くなったみたい。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第2四半期
30,633
89
233
80
11年3月期第2四半期
29,552
2,671
3,300
-3,146
前年同期比
96.5%
3001.1%
1416.3%
 
11年3月期通期予想
63,000
1,600
1,700
-4,450
10年3月期実績
65,449
994
1,436
-1,225

[ 2010年11月11日 ]
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