東急リバブル/中間期 利益急回復
同社の中間期は、リテール部門の取扱件数増加を図るとともに、ホールセール部門では投資市場への取り組みを強化し、また二子玉川ライズタワー&レジデンスを中心とした新築販売が好調に推移した。結果、売買仲介業と販売受託業において増収となったが、不動産販売業で案件を厳選して取り組んだことにより、営業収益(売上高)は265億22百万円(前年同期比3.6%減)となった。しかし利益においては、営業費用の削減に努めた結果、営業利益31億04百万円(前年同期比199.8%増)、経常利益は31億33 百万円(前年同期比195.7%増)、四半期純利益は19億36 百万円(前年同期比297.1%増)となった。
①仲介業における営業収益は154億26百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益は25億29百万円(前年同期比78.9%増)。
②販売受託業は、二子玉川ライズタワー&レジデンスを中心に、販売が好調に推移したことにより、収益計上件数が前年同期を大幅に上回り、営業収益は26億91百万円(前年同期比109.5%増)、営業利益は9億66百万円(前年同期は▲4億54百万円の営業損失)。
③賃貸業では、主力の管理代行・借上ともに、賃貸市況の悪化を受け稼働率が低下しましたが、管理戸数が増加したことや周辺収益の取り込みなどにより、営業収益は56億43百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は8億80百万円(前年同期比14.9%増)となったとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 27,515 | 1,035 | 1,059 | 487 |
11年3月期第②四半期 | 26,522 | 3,104 | 3,133 | 1,936 |
前期②比 | 96.4% | 299.9% | 295.8% | 397.5% |
11年3月期通期予想 | 54,000 | 4,450 | 4,500 | 2,660 |
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