パナソニック/中間期 売上高 三洋電機加え大幅伸長
①デジタルAVCネットワーク:売上高は、1兆6,578億円(前年同期比3%増)。携帯電話やデジタルカメラなどの売上は減少したものの、薄型テレビをはじめ、カーエレクトロニクスやブルーレイディスクレコーダーなどが好調で、増収。利益は、固定費削減や合理化努力等により前年から改善し、613億円。
②アプライアンス:売上高は、6,367億円(前年同期比7%増)。特に、エアコンやコンプレッサーの売上が伸び、増収。利益は、好調な販売により前年から良化し、491億円。
③電工・パナホーム:売上高は、8,340億円(前年同期比8%増)。パナソニック電工は、電子材料や制御機器などのデバイス部門に加え、美・理容商品や健康商品をはじめとする電器部門の売上が好調で、増収。パナホームは、市況の一部に持ち直しの兆しが見られるなか、建築請負事業の売上が堅調に推移したことなどにより、増収。利益は、好調な販売に支えられ前年から改善し、308億円。
④デバイス:売上高は、4,809億円(前年同期比5%増)。電池や半導体の売上が堅調に推移したことに加え、一般電子部品の売上が好調で、増収。利益は、販売の回復や合理化努力等により前年から改善し、255億円。
⑤消え逝く運命の三洋電機:売上高は、8,297億円。各国の景気刺激策の効果やパソコン需要が堅調だったことに伴い、太陽電池、車載機器、電子部品などの売上が好調。利益は、買収に伴い計上された無形固定資産の償却費等を含めて61億円。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 3,333,296 | 28,857 | -26,453 | -46,868 |
11年3月期第②四半期 | 4,367,948 | 168,968 | 144,553 | 74,718 |
前期②比 | 131.0% | 585.5% | ||
11年3月期通期予想 | 8,900,000 | 310,000 | 210,000 | 85,000 |
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