アイコン 横河ブリッジH/中間期 低空飛行続く

同社は橋梁事業につき、中間期国内新設橋梁の発注量は、前年同期を下回る水準に止まった。また、価格面では、厳しい受注環境を反映して、落札価格の低迷に改善の兆しが見られず、引き続き採算の確保が困難な状況が続いている。このような事業環境のもと、同社は、中期経営計画の方針に則り、新設橋梁事業の戦略の見直しを行い、客先ニーズに基づく最適な技術提案と正確な積算を実現できる体制を確立し、積極的に入札に臨んだ。 

その結果、全国の自治体や高速道路会社から順調に多くの工事を受注することができたが、一方、受注を目指した国土交通省発注の大型工事については、残念ながら満足のいく結果は得られなかった。その原因分析も含めて受注量確保のための対策を追加し、下半期の入札での挽回を図っていく。
建築環境事業のうち、システム建築事業の受注については、工場・倉庫の着工面積は当第2四半期から増加傾向に転じたが、回復には至らず、前年同期と同水準に止まった。しかしながら、客先からの構造設計の引き合い件数は順調に増加しており、今後は700社を超える販売代理店が原動力となり受注の巻き返しができるものと期待している。
先端技術事業のうち、精密機器製造事業については、太陽光電池製造装置向け高精密フレームなどに取り組んでいる。急激な円高の進行などにより事業環境が激変していることもあり、具体的な受注には至っていないが、必ず技術力が評価され、販路拡大に結びつくものと期待しているとしている。
以上、なんだか自棄気味の中間期のコメントとなっている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
41,846
2,187
2,814
1,533
11年3月期第②四半期
36,882
1,764
2,391
1,012
前期②比
88.1%
80.7%
85.0%
66.0%
11年3月期通期予想
84,000
2,450
3,150
1,500

[ 2010年11月 1日 ]
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