三井造船/中間期 利益大幅増
同社の中間期の受注高は、リーマン・ショック後の市況低迷により依然として低調であるものの、前年同期比303億円増の2,037億円となった。売上高は、工事進行基準の適用範囲を拡大したことにより船舶部門が減収となったほか、他部門においても減収となり前年同期比615億円減少の3,098億円となった。営業利益は、船舶部門が増益となったことにより前年同期比56億円増加の245億円。経常利益は、営業利益の増加などにより前年同期比47億円増加の239億円に、四半期純利益は、特別損失に投資有価証券評価損、減損損失及び資産除去債務会計基準の適用による影響額を計上したが前年同期比19億円増加の115億円となったとしている。
なお、プラント部門の受注高は、各種化学プラント工事、汚泥再生処理施設管理業務などにより前年同期比21億円増加の237億円。売上高は、各種化学プラント工事などにより前年同期比126億円減少の206億円に、営業損益は、前年同期の営業利益13億円から10億円の営業損失になったとしており、揶揄すね受注をしたのであろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 371,282 | 18,875 | 19,220 | 9,610 |
11年3月期第②四半期 | 309,805 | 24,491 | 23,876 | 11,528 |
前期②比 | 83.4% | 129.8% | 124.2% | 120.0% |
11年3月期通期予想 | 600,000 | 31,000 | 28,000 | 12,000 |
[ 2010年11月 2日 ]
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