アイコン 三井不動産/中間期

同社の中間期の「賃貸事業」:今期に新規稼働した「三井住友銀行本店ビルディング」(東京都千代田区)や「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」(滋賀県蒲生郡)に加え、前期に開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」(埼玉県三郷市)の通期稼働などによる収益寄与があったものの、既存オフィスビルにおいて空室率が前年同期比で上昇した影響や、「日比谷三井ビルディング」(東京都千代田区)が建替えに向けて稼働停止したことなどもあり、前年同期に比べ38億円の減収、20億円の減益となった。

また、首都圏オフィス空室率(単体)は4.0%と引き続き低水準で推移している(平成22年3月末 3.9%)。
賃貸オフィスの所有1,283千㎡、転貸1,556㎡=賃貸オフィス面積2,839千㎡。
商業施設の所有1,012千㎡、転貸638千㎡の商業施設の計は1,650千㎡。オフィスと商業施設の合計は4,489千㎡となっている。
中間期における新規稼動物件:
①銀座トレシャス 東京都中央区 平成22年4月開業 商業施設
②三井アウトレットパーク 札幌北広島 北海道北広島市 平成22年4月開業 商業施設
③三井アウトレットパーク 滋賀竜王 滋賀県蒲生郡 平成22年7月開業 商業施設
④三井住友銀行本店ビルディング 東京都千代田区 平成22年7月竣工 オフィス 

「分譲事業」:投資家向け分譲等において商業施設およびオフィスビル等の売却によって、前年同期比で増収となったが、個人顧客向け住宅分譲において、前年同期には高収益の大規模物件の計上が多かったことなどにより減収減益となり、セグメント全体では、前年同期に比べ95億円減収、271億円減益となった。 マンション分譲における当第2四半期末での契約進捗率は、引き続き好調な販売状況を受け、当期計上予定戸数5,400戸に対して約75%強まで進捗(平成22年3月末 約25%)。
完成在庫(マンション)については、886戸と平成22年3月末の872戸から若干増加している。

 /百万円
売上高
営業利益
営業利益前期比 金額
賃貸
213,368
48,556
-2,008
分譲
180,991
8,928
-27,197
マネジメント
135,219
16,152
761
三井ホーム
84,461
-3,089
1,740
その他
48,053
537
440
修正後合計
662,094
59,985
-26,794

 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
665,708
86,780
72,941
42,898
11年3月期第②四半期
662,094
59,985
47,890
24,299
前期②比
99.5%
69.1%
65.7%
56.6%
11年3月期通期予想
1,440,000
121,000
95,000
50,000
10年3月期実績
1,384,806
120,585
93,901
60,084
 
[ 2010年11月 2日 ]
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