東急コミュニティ/中間期 通期で増収増益へ
同社の主力業務である管理業は、マンション管理が指定管理者制度及び市街地再開発による高層マンションの管理に引き続き注力したほか、サービス向上の取り組みとして、マンション管理組合向け地震対策ガイドブック「対災力(たいさいりょく)」を通じた防災用品備蓄の提案を推進。また、安全性を向上させた新収納支払システム「住む~ず(すむーず)」を7月にリリースするなど、組合財産保全の強化に向けた取り組みを進めている。
ビル管理については、オフィスビルは企業の事業所再編による稼働率の低下、商業施設はデフレの進行や消費マインドの停滞の影響を受けるなか、価格競争力の強化、技術力・サービスなどの品質の確保に努めた。また、オフィスビル、商業施設などを中心に新規案件の開拓に努めるとともに、市街地再開発案件などの大型プロジェクトやPFI事業にも取り組んでいる。
その結果、売上高は358億81百万円となったが、リニューアル事業部の再編により営繕収入が減となり前年
同期比では3.3%の減、営業利益は営業費用の削減に努めた結果、30億44百万円(前年同期比17.2%増)となったとしている。
そのほかに同社の事業は、賃貸業、工事業、マンション等のリノベーション事業・保険代理業などある。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 54,589 | 2,800 | 2,897 | 1,645 |
11年3月期第②四半期 | 54,399 | 3,379 | 3,380 | 1,532 |
前期②比 | 99.7% | 120.7% | 116.7% | 93.1% |
11年3月期通期予想 | 115,600 | 7,400 | 7,430 | 3,830 |
10年3月期実績 | 112,081 | 5,900 | 5,998 | 3,461 |
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