三菱重工業/中間期 造船受注は不況を反映して大幅減
受注高1兆2,010億円:船舶・海洋部門及び原動機部門が減少したものの、需要の回復傾向が見られる汎用機・特殊車両部門、冷熱部門や、機械・鉄構部門、航空・宇宙部門も増加し、前年同期を852億円上回った。
船舶・海洋部門の受注は、新造商船の受注環境は厳しい状況が続いている中、当期はVLCC2隻、RO-RO船、砂鉄運搬船各1隻の合計4隻など受注、受注高は462億円。
船舶・海洋部門の売上高は、中間期コンテナ船8隻、自動車運搬船3隻、LPG船2隻、モジュール運搬船1隻の合計14隻を引き渡し、売上高は1,502億円。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 1,321,639 | 25,109 | 2,647 | -3,104 |
11年3月期第②四半期 | 1,356,810 | 64,572 | 43,409 | 17,370 |
前期②比 | 102.7% | 257.2% | 1639.9% | |
11年3月期通期予想 | 2,850,000 | 75,000 | 35,000 | 20,000 |
創業者は龍馬と親交があった土佐商会長崎留守居役の岩崎弥太郎。三菱財閥の二代目である岩崎弥之助が、1884年(明治17年)に工部省長崎造船局の払い下げを受け、これを長崎造船所としたことに始まり、1917年(大正6年)に三菱合資会社より独立して三菱造船㈱なった。
[ 2010年11月 2日 ]
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