アイコン 永大産業/中間期 上半期でも赤字脱出

同社は、経済状況について大幅な需給ギャップによるデフレ進行と雇用の過剰感が根強く残るなか、世界経済の減速や国内の政策効果の息切れが重なり、輸出や生産に鈍化の兆しが出始めていると分析。
住宅業界については、低金利政策の継続、住宅ローン減税、住宅版エコポイント制度といった各種政策効果を背景として、新設住宅着工戸数は持家や分譲戸建を中心に持ち直しの傾向にある。

このような情勢のもと、同社は諸経費の削減と生産の効率化による強固な企業体質作りに引き続き取り組むとともに、売上高の増大に向けた諸施策を推進。製品においては、高度なラッピング技術で鏡面塗装のように美しく仕上げた内装システム分野の新シリーズ「アルティモード」の拡販を進めた。また、建材分野では、国産材を積極的に使用した新しいムクフローリング「プレミアムク」シリーズを市場投入するなど、顧客ニーズに合致するとともに環境にも配慮した製品の開発に注力。営業面では、施工例を多数掲載するなどの工夫を凝らした「建材・内装総合カタログ」を発刊したほか、プレゼンボードシステムを改良して顧客ごとに迅速できめ細かい提案活動を可能にするなど、販売力の強化を図ったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
26,325
-740
-704
-741
11年3月期第②四半期
28,091
591
652
453
前期②比
106.7%
 
 
 
11年3月期通期予想
56,050
870
1,030
790

[ 2010年11月 2日 ]
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