タカラスタンダード/中間期 減収増益
同社は、住宅市場につき、政府による住宅ローン減税の拡充や住宅エコポイント制度など各種政策の後押しもあり、新設住宅着工戸数がプラス基調に転じるなど持ち直しの兆しが見られたが、リフォームにおいては盛り上がりを欠く状況が続き、依然として力強さを欠いたまま推移した。
このような状況の下、当社グループは新築需要・リフォーム需要の獲得による売上確保を図るべく、当社独自のホーロー技術を生かした商品開発を積極的に推し進めてきたが、分譲マンション市場の低迷の影響が大きく、当第2四半期連結累計期間における売上高は623億2千4百万円(前年同期比3.9%減)。一方、利益面については、販売構成の改善、製造原価の低減、販売諸経費の削減など収益の改善に取り組んだ結果、営業利益30億5千4百万円(前年同期比71.4%増)、経常利益31億9千7百万円(前年同期比67.0%増)、四半期純利益17億5千4百万円(前年同期比80.9%増)となったとしている。
同社の強みはバスと分譲住宅のシステムキッチン、分譲マンションの着工戸数の落ち込みにより手足をもがれた状態となっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第②四半期 | 64,883 | 1,782 | 1,914 | 969 |
11年3月期第②四半期 | 62,324 | 3,054 | 3,197 | 1,754 |
前期②比 | 96.1% | 171.4% | 167.0% | 181.0% |
11年3月期通期予想 | 130,000 | 3,900 | 4,000 | 2,100 |
10年3月期実績 | 125,010 | 2,940 | 3,041 | 1,626 |
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/