アイコン イビデン/中間期 かなりの回復だが

同社は、半導体・電子部品業界においては、パソコン向け製品の需要に不透明感が出てきたものの、スマートフォン(高機能携帯電話)向け製品は成長・拡大傾向にあることから市場は総じて好調を維持した。自動車排気系部品業界においては、各国における自動車購入優遇措置の終了を受けて需要に一服感が見られるものの、新興国市場を中心に需要は堅調に推移した。このような情勢のもと、特に海外生産拠点において、製造・販売・技術の一体的な運営により顧客サポート体制を強化するとともに、国内生産拠点においては、省資源・省エネルギー・品質技術の強化に努めてきたとしている。

興味のある建設部門は、レオパレス向けが殆どであろうが、前年同月期51億49百万円、当中間期は44億24百万円とまだレオパレスの受注は落ち込み続けていることになる。
 アイカより安いメラミン化粧合板イビボードなどの建材部門も前同143億30百万円から当同96億57百万円まで減じている。
 同社の場合、電子部品とセラミックス事業が全体の8割以上を占めるが、かってはレオパレスの隆盛に引きずられ、建材・建設部門が多くの利益を稼ぎ出していた。
 イビデンもも少し遮音性の高い建物をレオパレスに企画すべきではなかったのか・・・。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
131,230
8,287
6,063
4,820
11年3月期第②四半期
145,456
17,466
15,660
6,905
前期②比
110.8%
210.8%
258.3%
143.3%
11年3月期通期予想
300,000
31,000
29,500
18,200

[ 2010年11月 4日 ]
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