アイコン ▲小沢一郎 ネット会見の狙い▲「日刊ゲンダイ」より転載 必読を

だるま投稿者 = 南の島 九州 達磨

▲小沢一郎 ネット会見の狙い▲「日刊ゲンダイ」より転載 必読を 南の島 九州 達磨 「日刊セイケイ」に投稿2010-11-5...07.05▲常時データ320GB LOGITEC 
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小沢一郎 ネット会見の狙い
【政治・経済】
2010年11月4日 掲載
なぜ、このタイミング?

●菅政権をバッサリ

民主党の小沢一郎元代表が3日、インターネットサイト「ニコニコ動画」の生中継に登場し、1時間半にわたって視聴者からの質問に答えた。ネット番組に出演した理由を「多くの人にオープンで、意見も反論もできる」と語った小沢。その背景には「新聞テレビは正確に報じない」という痛烈な皮肉がある。コケにされた大マスコミはいいツラの皮だったが、それよりも何よりも痛快だったのが、迷走する菅政権への苦言だ。
一連の中ロ外交の失策については、「自分なら船長を釈放しなかった」「検察に(超法規的な)政治判断をさせたら法治国家でなくなってしまう」「きちんとした筋論であれば、向こうは言うことを聞きます」と正論をズバリ。
ロシアについても、「私はゴルバチョフ元大統領に『北方領土に一方的に侵略して占領したのはソビエトだ』と言ったんです」というエピソードを披露。
そのうえで「日本政府としての主張をきちんとしないといけない。彼らは自己主張しない人間を軽蔑(けいべつ)する」「外交は首脳同士が直接会ってやるべき。面と向かってしゃべらず、悪口を言うから、信用をなくすのです」と前原、枝野を切り捨てていた。
こりゃ、現政権はグーの音も出なかったのではないか。なんだかんだいって、各国首脳と太いパイプを持ち、もっとも豊富な外交経験を誇っているのは民主党では小沢ひとりになるのである。
民主党が自粛している企業献金の再開を言い出した岡田幹事長に対しても手厳しかった。
「分かりません、彼の真意は」と一蹴。論評にも値しないということだろうが、それにしても気になるのは、なぜ小沢がこの時期にこんな発言をしたのかだ。番組の司会役を務めた政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、「菅政権に対する反撃のノロシだと感じました」とこう言う。
「小沢さんの説明でまず、はっきり分かったのは、岡田さんは国会に出てくれとか言いながら、直接、会えていないこと。また出てくれというのも、秘書を通じた伝言で、その要望にしたって党でまとまっているのかどうかもはっきりしないわけですよ。それじゃあ、岡田幹事長は何をやっているんだろう、能力があるのかという話になっていくと思いますよ。菅首相の迷走外交についても痛快に切っていたし、改めて菅首相、岡田幹事長の不安点がクローズアップされたのではないでしょうか。小沢氏は自らが民主党を割って出ないことも明言しました。このタイミングで政権批判を展開したのは、いつまでもオレを失政隠しに使うんじゃないという牽制と、自分がやはり出て行って、今の民主党政権の閉塞感を打破しなければならない。こう考え始めたとみていいのではないでしょうか」
この日は祝日にもかかわらず、13万人が番組を視聴したという。強制起訴が迫り、小沢の政治生命は不安視されたが、ネットを通じた草の根で、小沢支持が息を吹き返し、それが一気に広まりつつある。菅は気が気じゃないだろう。
~2010年11月4日以前の記事~

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[ 2010年11月 5日 ]
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