岡村製作所/中間期 店舗用什器が貢献 通期は黒字
<オフィス環境事業>:景気の先行きに対する慎重な姿勢の強まりによる企業の投資抑制・経費削減の影響により、オフィスの移転需要及びリニューアル需要は厳しい状況で推移した。しかし一方で、オフィスの効率化・コストダウンを目的としたオフィス需要は根強いものがあり、そのニーズに対し働き方の見直しと併せ、環境負荷を低減する「グリーン・ワークプレイス」の提案を積極的に展開した。また、教育施設や地方自治体等のオフィス周辺分野の需要開拓にも注力したが、全般的な需要減少のマイナスを補うには至らなかった。この結果、当事業の売上高は415億06百万円。
<商環境事業>:個人消費は経済対策効果もあり一部には持ち直しの動きも見られたが、
流通業の投資抑制・店舗の小型化により引き続き厳しい事業環境で推移した。そのような状況下、消費者ニーズの変化に適合した店舗への強力な販売活動に努めるとともに、店舗の環境対策やセキュリティシステムの提案も積極的に行い、売上高・利益とも増加した。
この結果、当事業の売上高は314億80百万円となったとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第2四半期 | 79,224 | 234 | 421 | 231 |
11年3月期第2四半期 | 78,665 | 38 | 137 | -310 |
前年同期比 | 99.3% | 16.2% | 32.5% | |
11年3月期通期予想 | 164,500 | 2,800 | 3,300 | 1,900 |
10年3月期実績 | 161,223 | 1,357 | 1,910 | 545 |
[ 2010年11月11日 ]
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