アイコン シノケングループ/第三四半期 今期黒字になるぞ!

同社は、平成21年5月14日付で当社取締役会にて決議した「経営改善計画」に基づき、主力である不動産販売事業を中心とした、不動産賃貸管理事業、ファイナンス事業、LPガス供給販売事業等に経営資源を集中し、固定費の削減ならびに経営合理化についての施策を実行する一方、グループ全体としてサービス・品質の向上に努め、業績の回復を図った。また、平成22年9月1日付で、主としてビルメンテナンス業を行う㈱ケイビイエムの株式を新たに取得し完全子会社化した。これにより、今後、当社グループが管理するアパート・マンション等の清掃業務の内製化によるコスト削減や、グループ全体の付加価値、商品力が強化されると見込んでいる。その結果、当第3四半期の当社グループの業績は、売上高は135億円30百万円、営業利益は9億34百万円、経常利益は6億34百万円、四半期純利益は1億1百万円となったとしている。

事業別では、
(1) 不動産販売事業:不動産投資関連市場の環境悪化に対応すべく、新規顧客の獲得及び顧客層の拡大等を実施し、重点的にサラリーマン・公務員層に対し個人向けアパート経営及び投資用マンションの提案を行うとともに、新たなアパート・マンション用地の取得に努めた。その結果、売上高は106億58百万円、営業利益は7億30百万円。なお、不動産販売事業の営業形態は1月から3月に完成する工事の割合が大きく、売上高も1月から3月
に集中する傾向がある。
(2)不動産賃貸管理事業:賃貸住宅入居者に対するサービスの強化施策や賃貸管理物件の入居率向上を目的とした入居促進策の実施に努めた。その結果、売上高は22億53百万円、営業利益は3億25百万円。
(3) ファイナンス事業:家賃滞納保証業務を中心に販促活動を行い、新規顧客の獲得に努めた。その結果、売上高は1億33百万円、営業利益は88百万円。
(4)その他の事業:㈱エスケーエナジー及び㈱エスケーエナジー名古屋に加え、㈱エスケーエナジー東京が首都圏にて営業を開始したことによりLPガス供給販売世帯数は、当第3四半期末現在において 8,841世帯となり、安定的な収益の確保を達成した。また、フランチャイズ契約による飲食事業2店舗においても、計画的な販促活動により堅調な業績で推移した。その結果、売上高は4億84百万円、営業利益は66百万円となった。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年12月期第3四半期
13,530
934
634
101
前年同期比
 
 
 
 
10年12月期通期予想
18,500
1,250
800
160
09年12月期実績
11,982
-324
-848
-953

[ 2010年11月11日 ]
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