アイコン 天下分け目の戦い福岡市長選 植木女史の撤退は圧力に屈服

福岡市長選に立候補しながら先般撤退した植木とみ子女史は、自らのホームページに「全福岡市民の皆様へ」と題して「まだ戦える、戦いたいという気持ちがありましたが、一市民として戦うにはあまりにも強い圧力に屈服し、他の選択肢を選び取ることがついにできませんでした」と掲載した。
植木女史が撤退した時には「このまま続けても勝つ可能性はない」と発言。「私の票がもう1人の保守系候補と割れると、今の市政が続くことになる。次善の策だ」と撤退発言をしていた。
植木女史は、自らのホームページで最後まで戦うつもりであったことを滲ませ、上記発言を翻した内容となっている。

ところで、誰が植木女史に引導を渡したのか注目されている。噂では自民党とも関わりのある山崎前市長の取り巻きの人ではないかと囁かれている。
 福岡市長選は、民主党にとって北海道で惨敗しており、続いて負けられない選挙、吉田(現市長)候補に対して、岡田幹事長も駆けつけ国政選挙並みの応援を続けている。
 一方、自民党も北海道に続く勝利をと、石原幹事長や小泉進次郎衆院議員が応援に駆けつけるなど、福岡市長選は両党によるまさしく天下分け目の戦いとなっている。
 新聞報道でも吉田候補と高島候補が選挙戦をリードしており、ほぼ互角の戦いのように報じている。
 そうしたことから水面下の自民党は、高島候補と植木候補がともに保守地盤であり、市議会の自民党や保守会派・公明党の推薦・支援を受けた高島候補に一本化するため、最後の最後に植木候補を撤退させたものと推察されている。当然、選挙戦の真っ只中で植木女史に引導を渡したとされる人物は、地場では大物といわれているが、これまでにもいろいろな権謀に長けていることから、次かその次の国政選挙をにらんだ動きと見る人も少なくないようだ。 

植木女史は「最後まで戦い抜くことができず、本当にごめんなさい」とホームページには綴っていた。 なお、当ホームページの掲載文は、公選法に違反する可能性があり、現在は消されている。

福岡市長選には8人が立候補するという異常事態選挙。植木女史撤退でも吉田候補・高島候補、木下としゆき候補(元佐賀市長)、荒木龍昇候補(元福岡市議)、ありま精一候補、飯野健二候補、内海昭憲候補の各候補が、14日の投票日に向け最後の戦いを続けている。

福岡は川上音二郎のふるさとでもある。(パリ博覧会会場でも披露)
ままにならぬは 浮世のならい 飯(まま)になるのは米ばかり  ア オッペケペー オッペケペッポー ペッポッポー  不景気極まる今日に 細民(下層の人々)困窮かえりみず  目(ま)深にかぶった高帽子   金の指輪に金時計   権門(高い家柄)貴顕(きけん、名声があること)に膝を曲げ   芸者幇間(たいこ)に金を撒き   内には倉に米を積み ただし冥土のお土産か   地獄で閤魔(えんま)に面会し   賄賂使うて極楽へ  行けるかえ 行けないよ  オッペケペー オッペケペッポー ペッポツボーィ 
 

[ 2010年11月12日 ]
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