アイコン イフジ産業/中間期 卵一筋から調味料へ展開

イフジ日本化工食品を昨年11月グループ化して調味料分野へ。
同社は、食品業界について、デフレ傾向の継続や雇用情勢・所得の低迷により、個人消費が低調に推移し、厳しい経営環境が続いている。このような環境の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績については、売上高54億48百万円、営業利益3億89百万円、経常利益3億98百万円、四半期純利益2億84百万円となった。

(1)鶏卵関連事業
当事業については、販売数量が大手製パンメーカーへの販売が好調だったこともあり、前年同期に比べ6.5%増加。売上高は、販売数量の増加や鶏卵相場(東京M基準値)の平均(4~9 月)が前年同期間に比べ7.5%(約13円)高く推移したことから、液卵売上高は43億72 百万円となった。また、加工品売上高は2億10 百万円、その他売上高は2億62 百万円。この結果、合計売上高は、48億45 百万円。損益面は、鶏卵の需給がタイトに推移したことによる鶏卵相場の上昇等により原料買付単価が上昇した。この結果、営業利益は3億07 百万円となった。

(2)調味料関連事業
当事業は、開発担当者が営業担当者とチームを作り、お客様の意図や嗜好性を把握しながら商品開発を進めた。その結果、主力製品である顆粒や粉末調味料の新製品の販売が好調に推移したこともあり、売上高は5億92 百万円となった。
損益面は、6S(整理・整頓・清潔・清掃・躾・節約)を推進し意識改革を行うことにより、コストの削減、生産効率の向上に努めた。この結果、営業利益は77 百万円となった。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
5,448
389
398
284
前年同期比
1.8%
83.5%
16.6%
28.2%
11年3月期通期予想
10,346
726
712
404
10年3月期実績
9,494
873
869
464

今期は日本化工食品の業績が通期で寄与。
[ 2010年11月12日 ]
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