九州リースサービス/中間期 不動産金融会社ではなかったか
(1) リース・割賦:当部門の実行高は、70億64百万円(前年同期比49.3%増)となったが、回収や流動化によるリース投資資産残高減少の影響で売上高は53億11百万円となり、営業利益は5億15百万円となった。なお、リース債権及びリース投資資産残高は185億10百万円(前期末比▲9.2%減)、割賦債権残高は113億88百万円(前期末比7.2%増)となった。
(2) 融資部門:新規貸出の抑制や期限前回収の発生などにより貸付残高が減少し、売上高は7億62百万円となり、貸倒引当金繰入額の増加により4億96百万円の営業損失。なお、営業貸付金残高は301億18百万円(前期末比▲14.3%減)となった。
(3) 不動産:前連結会計年度から新たに連結した子会社からの増収効果もあり、売上高は33億77百万円となり、営業利益は5億76百万円。なお、賃貸不動産残高は380億83百万円(前期末比0.4%増)、販売用不動産残高は69億46百万円(前期末比▲10.7%減)となった。
(4) フィービジネス:生命保険の代理店手数料や不動産投資案件の減少などにより売上高は1億89百万円となり、営業利益は73百万円。
一時不動産金融屋さんに化け荒稼ぎしていたが、リーマンショックで相対的に減少、不動産担保融資と見られる損失がまだ発生しているようである。本業のリース・割賦事業は逆に同社に鮮明さ与えている。変に九州債権回収に債権を売却して裏でコソコソさせないようにお願いします。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第2四半期 | 11,646 | 1,125 | 1,186 | 346 |
11年3月期第2四半期 | 10,086 | 388 | 298 | 348 |
前年同期比 | 86.6% | 34.5% | 25.1% | 100.6% |
11年3月期通期予想 | 20,000 | 1,000 | 600 | 700 |
10年3月期実績 | 22,932 | 2,192 | 2,026 | 728 |
09年3月期実績 | 30,569 | 2,271 | 1,993 | 672 |
08年3月期実績 | 27,926 | 3,476 | 3,316 | 5,953 |
前期/予想比 | 87.2% | 45.6% | 29.6% | 96.2% |
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