アイコン 前田建設工業/中間期 08年期の売上高こそバブル

前田建設工業同社は建設業界について、民間住宅建設投資に一部持ち直しの兆しが見られたものの、公共投資は低調に推移し、受注環境は厳しい状況が続いている。このような状況のなかで、当社は「すべてのステークホルダーから最も信頼される企業となる」を基本理念とし、基本理念実現のために「環境経営№1」「すべての業務プロセスでクッションゼロ」「社会変化に対応した改革の継続」を重点施策とする中期経営計画(平成22年度~平成24年度)をスタートさせ、環境活動の活性化と見える化を推進し、事業・企業・個人のレベルで積極的に活動するとともに、利益重視の体質の維持・向上に努めてきたとしている。
3,000億円の大台を割り込まないか心配である。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第2四半期
170,850
814
718
318
11年3月期第2四半期
131,611
703
-209
-324
前年同期比
77.0%
86.4%
 
 
11年3月期通期予想
307,000
3,100
2,200
1,800
10年3月期実績
328,625
2,683
3,569
2,376
09年3月期実績
392,462
4,968
3,912
2,620
08年3月期実績
477,475
-4,372
-2,311
-45,806
前期/今期予想比
93.4%
115.5%
61.6%
75.8%

 
元々土木も強かったが、官庁工事の減少が続いており活路は建築、海外が少ない。

受注状況 /百万円
2010中間期
2011中間期
伸率
土木
44,637
37,635
-15.7%
建築
70,023
80,512
15.0%
合計
114,661
118,147
3.0%

以前は福岡地所と仲良しこよしであったが、福岡地所がなかなか立てなくなったことから、福岡の建築市場では寂しい前建さんである。
[ 2010年11月15日 ]
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