アイコン セントラル総合開発/中間期 安泰ではないその内容

分譲マンションデベロッパーの同社は中間期を次の通り説明している。

(1)当年度末目標在庫数必達のため、(これまで販売代理に販売は依存していた)自社販売による在庫物件の販売促進に努め、着実に在庫圧縮の成果を挙げている。また、実績を積み重ねることで自社販売体制も確固たるものにしてきた。
(2)財務体質強化のため、保有資産の見直しを行い、販売用不動産に加え一部固定資産について売却を行った。これは販売用不動産の圧縮と併せて総資産の圧縮による有利子負債の削減を実現することで、資産、負債、資本のバランスを回復し、将来のキャッシュ・フローを安定化させる観点から実施したものである。
(3)ビル管理事業及びマンション管理事業については、平成22年7月会社分割(簡易吸収分割)により、子会社セントラルライフ㈱へ一本化し、より効率的に機動力の高い管理事業に転換することを図った。加えて、フロント業務を始めとするお客様へのサービスの質を高め、スケールメリットを生かした事業展開を推進していくとしている。
財務体質の強化が同社の最大の課題であり、そのための諸政策を講じているようだ。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第2四半期
19,454
67
-519
-417
11年3月期第2四半期
16,970
1,422
1,232
583
前年同期比
87.2%
2122.4%
 
 
11年3月期通期予想
32,500
1,500
1,000
400
10年3月期実績
41,779
1,334
224
308
前期/予想比
77.8%
112.4%
446.4%
129.9%
11年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
312,724
2,498
2,498
8.0%

[ 2010年11月15日 ]
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