アイコン スターツコーポレーション/中間期 減収増益

(1)建設事業は、『中国2010 上海万国博覧会』日本産業館にて大地震と免震の揺れを両方体験できる『起震車』を出展するなど引き続き免震住宅のさらなる普及に努めた。なお『免震構造の建物』施工は累計で179 棟となっている。また遊休地所有者へ敷地の形状
や地域に最も適した事業プランの提案を引き続き行なうと同時に、原価管理の徹底・安全管理の積極的な取り組みにも努めている。当中間期の業績は、前連結会計年度から工事進行基準会計を適用したことによる反動によって売上高137 億92 百万円(前年同期比22.9%減)、営業利益8 億9 百万円(前年同期比48.7%減)、受注残高は560 億24 百万円となった。なお、受注高は181 億5 百万円(前年同期比10.7%増)と堅調に推移しており、現状の工事進捗状況から、通期完工予定高385 億円は十分見込める状況となっている。 

(2)仲介・賃貸管理事業は、グループの総合力を活かした地域密着のワンストップサービスの営業により、着実に不動産管理物件数が増加している。前期末と比べると、住宅全体で15,727 戸増の336,237戸、駐車場全体で2,645 台増の113,376 台となり、またビル・施設管理件数924 件が加わり、安定収益基盤の管理物件数は順調に推移している。これに伴いまして、入居者からの賃貸斡旋手数料、管理業務に伴う管理手数料、社宅管理業務代行手数料等の収入も安定的に推移している。また、仲介事業においてはエンドユーザーの需要に応えるべく、『ホームページ』や『携帯サイト』から、わかりやすい充実した情報を検索できるように随時リニューアルを図っている。
当中間期の業績は、引き続き営業費用の見直し等も積極的に行ってきた結果、売上高274 億83 百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益27 億75 百万円(前年同期比41.9%増)となった。

(3)分譲不動産事業の中間期は、分譲マンション『アルファグランデ緑ヶ丘参番街』(千葉県八千代市:総戸数61 戸:平成21 年4 月竣工)や分譲戸建『クラシード八千代台南』(千葉県八千代市:総戸数:19 戸)等の販売引渡しにより、売上高13 億69 百万円(前年同期比40.7%減)、営業損失1 億96 百万円(前年同期営業損失7 億6 百万円)となった。今年度仕入をした千葉県新浦安エリアでの戸建・マンション複合型大規模プロジェクト『結美の街(むすびのまち)~世代を結ぶ~』【戸建:100 戸、マンション:120 戸】は、来年のマンション販売開始に向けて、また他の新規プロジェクトについても当連結会計年度中の販売開始に向けて、準備を着々と進めているとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第2四半期
53,501
2,709
2,127
855
11年3月期第2四半期
50,402
3,743
3,226
1,049
前年同期比
94.2%
138.2%
151.7%
122.7%
11年3月期通期予想
115,000
9,100
8,000
2,200
10年3月期実績
120,208
8,205
7,042
1,925

 

[ 2010年11月16日 ]
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