アイコン マルキョウ/9月決算 景況を反映して900億円台割り込む

マルキョウ同社はこれまで900億円台の売上高を安住の数値としていたと思っていたが、若干ながら9月期は大台を割り込んでしまった。東郷橋(宗像店)では既にトライアル×ルミエール戦争に巻き込まれており、存続させていくには難しい局面に至ろう。前門のGMS、後門のディスカウンター、特色を出さねばといっても不景気では価格だけに捉われてしまう消費者に対してどう働きかけるか難しい局面である。

同社は、新規開店1ヶ店(船津店)、既存店の改装を3ヶ店(井尻店、武雄店、今宿店)行い、平成22年1月に当社のフランチャイジーである㈲ポテトより9ヶ店(那珂川店、花見店、二日市店、朝倉店、柳川店、植木店、南久留米店、野中店、衣料館M)の店舗を譲り受けるとともに、非効率店舗1ヶ店(白石店)を閉店するなど営業力、事業基盤の強化に努めた。また、水城店と同じ敷地内にある衣料館Mを水城店との相乗効果を高めることを目的として、主に酒類や業務用商品を取り扱う店舗に業態変更し、平成22年6月にリニューアルオープン。なお、衣料館Mは名称を「プラスM」に変更するとともに、当社内では水城店の別館として営業することから、当連結会計年度末における店舗数は97店舗となったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
08年9月期決算
95,176
2,636
2,761
1,356
09年9月期決算
92,657
1,814
1,903
812
10年9月期決算
89,795
1,797
1,919
1,186
前期比
96.9%
99.1%
100.8%
146.1%
11年9月期予想
90,000
1,850
2,000
950

 集金袋を枕にして寝ていたといわれている怪物創業会長はまだご健在なのだろうか。
[ 2010年11月16日 ]
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