アイコン タカラレーベン/中間期 分譲マンション販売好調にて回復へ

1、新築分譲マンション事業は、引渡戸数364戸のうち東京都にて87戸、埼玉県にて72戸の引渡と、両エリアで約4割のシェアを占めている。また、前期よりの完成在庫分174戸に関しては、当中間期終了時点で169戸の契約締結、152戸の引渡が完了しており、契約、引渡ともに順調に推移している。なお、当中間期に売上計上した当社の物件の粗利益率は21.3%。

2、戸建分譲事業は、当社の通期業績予想の基礎となる事業計画に対し、順調に推移しており、当中間期に売上計上した当社の物件の粗利益率は28.3%。

3、中古事業は、リニューアル事業、リセール事業で、引渡戸数が42戸と当社計画比で順調に推移しており、当中間期間に売上計上した物件の粗利益率は27.8%。また、リセール事業においては、新規物件として埼玉県ふじみ野市にて35戸の仕入れが完了しており、当事業年度下期に引渡を予定している。

4、不動産賃貸事業では、当社計画に対し、51.6%の進捗と順調に推移。以上から当中間期期間における当社単体の業績は、売上高で148億07百万円、営業利益で20億78百万円、経常利益で14億12百万円、四半期純利益で14億55百万円となっている。

5、管理業務の㈱レーベンコミュニティは、当第2四半期累計期間における受託管理戸数が23,897戸となり前期末に比べ750戸の増加している。特に自社関係が4棟、300戸であるのに対し、他社物件からの受託管理が17棟、450戸と他社からの受託管理受注件数が順調に増加している。また、リフォーム物販部門、工事部門においては同社計画より受注が増加し、保険代理部門においても、契約数が同社計画を上回っており、順調に推移している。

この結果、当中間期の連結業績は、売上高166億16百万円、営業利益22億13百万円、経常利益15億30百万円、四半期純利益15億01百万円となっている。
通期見通しは、郊外型のマンションの契約状況は、徐々に増えている供給戸数に比例して改善傾向にあり、価格の正常化が見られるなど転換の兆しが出始めている。不動産販売事業の見通しは、新築分譲マンション事業の引渡予定戸数に対する契約進捗は以下の通りとなっている。

通期分(当期完成分) 1,078戸  契約戸数874戸 進捗率81.1%
翌期分(翌期完成分) 1,398戸  契約戸数197戸    進捗率 14.1%

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第2四半期
27,500
1,909
1,532
1,656
11年3月期第2四半期
16,616
2,213
1,530
1,501
前年同期比
60.4%
115.9%
99.9%
90.6%
11年3月期通期予想
47,760
5,550
4,345
4,000
10年3月期実績
51,955
3,212
2,378
2,244
09年3月期実績
57,652
-8,751
-9,787
-12,471
前期/予想比
91.9%
172.8%
182.7%
178.3%
11年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
58,226
14,870
14,870
25.5%
前期決算比
91.9%
172.8%
182.7%
178.3%

[ 2010年11月18日 ]
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