東建コーポレーション/第2四半期 受注大幅落ち込み 利益は回復
資産活用型賃貸マンションを提案する同社は、建設業界について、住宅エコポイント制度の活用により新設住宅着工戸数は持ち直しつつあるものの、金融機関の賃貸建物に対する融資姿勢の慎重さは変わらず、新設住宅貸家着工戸数は前年同四半期と比較して減少しているとしている。
同社の建設事業については、完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率には改善が見られた。また、ナスラック㈱も水周り製品を中心とした外販売上高が前年同期と比較して減少しているが、利益率の改善に努めた。この結果、建設事業における売上高は504億93百万円(前年同期比▲18.3%減)、営業利益は34億55百万円(前年同期比11.0%増)と減収増益となった。
また、単体での個別受注高については、景気低迷の影響を受けて404億60百万円(前年同期比▲37.2%減)と大幅に落ちている。
同社の建設事業については、完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率には改善が見られた。また、ナスラック㈱も水周り製品を中心とした外販売上高が前年同期と比較して減少しているが、利益率の改善に努めた。この結果、建設事業における売上高は504億93百万円(前年同期比▲18.3%減)、営業利益は34億55百万円(前年同期比11.0%増)と減収増益となった。
また、単体での個別受注高については、景気低迷の影響を受けて404億60百万円(前年同期比▲37.2%減)と大幅に落ちている。
同社の不動産賃貸事業は、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による家賃収入の増加、及び管理物件数の増加により、売上高は前年同期を上回ることができた。また、賃貸建物の当第2四半期末の入居率は93.8%となり、前年同期と比較して1.3ポイント改善。景気低迷の影響を受け、サブリース経営代行システムの支払家賃が増加傾向にあったが、入居率改善に伴い、これらの収支状況も改善傾向にある。
この結果、不動産賃貸事業における売上高は467億88百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は12億6千8百万円(前年同期比338.9%増)となった。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年4月期第2四半期 | 105,507 | 183 | 455 | -79 |
11年4期第2四半期 | 98,606 | 1,805 | 2,002 | 1,454 |
前年同期比 | 93.5% | 986.3% | 440.0% | |
11年4月期通期予想 | 214,214 | 6,435 | 7,170 | 4,306 |
10年4月期実績 | 221,650 | 6,335 | 7,008 | 3,859 |
前期/予想比 | 96.6% | 101.6% | 102.3% | 111.6% |
[ 2010年12月 9日 ]
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