アイコン ザ・パワービルダー飯田産業/第2四半期 好調

同社は首都圏中心のパワービルダー、5戸程度までのミニ分譲を得意としている。
戸建分譲住宅業界については、住宅ローン減税、贈与税非課税枠拡充、フラット35S金利の大幅引下げ、さらに住宅版エコポイント制度の対象拡充や制度延長などの政府による住宅に関連する景気刺激策などの後押しによって、新設住宅着工戸数(分譲一戸建)は平成22年1月から前年を上回るようになり、新設住宅の牽引役として、実績を挙げてきた。

このような環境下、用地仕入の厳選、建設単価の抑制および早期販売の徹底などを行うとともに、販売費及び一般管理費の節減にも努めた。
戸建分譲住宅については、当第2四半期連結会計期間における売上棟数は、1014棟(同累計期間1775棟)となり、売上高は313億23百万円(同累計期間551億24百万円、前年同四半期比32.5%増)となった。
マンション分譲においては、当第2四半期連結会計期間における売上戸数は、18戸となり、売上高は3億39百万円(同累計期間13億94百万円、前年同四半期比▲82.8%減)となったとしている。
 マンションはリーマンショックの余波で競合値下げなどもあり、開発を大幅縮小、得意のミニ分譲に注力展開した結果の中間決算数値となっている。

タマホーム(今5月期売上高予想1,700億円以上)も、こんくらいコンスタントに利益が出るようになれば、いろいろな手が打てるのであるが、タマホームはまだ内部蓄積が先決である。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年4月期第2四半期
52,734
4,852
4,602
2,688
11年4月期第2四半期
60,178
7,315
7,028
4,184
前年同期比
114.1%
150.8%
152.7%
155.7%
11年4月期通期予想
134,600
15,000
14,300
8,000
10年4月期実績
114,162
10,872
10,367
5,949
09年3月期実績
104,103
2,679
1,774
795
前期/予想比
117.9%
138.0%
137.9%
134.5%

 
[ 2010年12月15日 ]
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