アイコン 消費不況を反映して家庭用ガス▲3.0%減/西部ガス 11月

西部ガスは、11月のカテゴリー別ガス使用量を発表した。それによると、一般家庭用は前年同月比3.0%減少、10月も5.9%であり、4~9月の上半期では11.7%の大幅減であったことから、消費不況がガス使用量に大きく影響していることを如実に現している。
ガス業界にはオール電化の波も浸透しており、家庭用に限っては先々も暗い動きとなっている。(11月の契約戸数:111万17百戸、前年同月比0.8%減)

一方、工業用は、4~9月までの累計比では、リーマンショックからの回復などもあり、9.6%と大幅に上昇していた。しかし、最近では頭打ちとなっており、10月2.8%増、11月4.3%増となっている。
同社の工業用の主力納入先はトヨタ等自動車産業などであり、その景気に左右されているものと思われる。

/単位:百万m3
202211
202111
増減
増減率
19
19.6
▲0.6
▲3.0%
7.7
7.9
▲0.2
▲2.6%
24
22.2
1.8
8.10%
5.4
5.2
0.2
4.30%
 
37.1
35.2
1.8
5.20%
合 計
56.1
54.8
1.2
2.30%
卸 供 給
8.1
7.4
0.7
9.10%
64.1
62.2
1.9
3.10%

 
[ 2010年12月21日 ]
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