アイコン ニトリH/第2四半期 今期3,000億円軽く突破へ

ニトリ同社は、家具・インテリア小売業界について、消費者の低価格志向・節約志向は依然として根強く、業界の垣根を越えた競争が激化する中、経営環境はなお予断を許さない状況となっている。このような情勢のもと、同社グループは、商品面での優位性確保に向けた海外からの開発輸入商品の拡大に引き続き注力するとともに、企画開発商品の品質向上へ向けて海外生産工場への生産管理の指導・教育を継続的に実施した。また、責任体制の明確化を図ると共に、機動的かつ柔軟な経営判断を可能にするグループ運営体制を構築し、グループとしての企業価値の最大化を目指すため、平成22年8月21日をもって持株会社体制へ移行した。

店舗面では、更なるドミナント地域の形成を図るため新規出店を行い、関東、中国地区にそれぞれ4店舗、東海、九州地区にそれぞれ3店舗、北海道、近畿地区にそれぞれ2店舗、東北、北陸甲信越地区にそれぞれ1店舗、計20店舗を新設した。また、東海地区で3店舗、北海道、関東地区でそれぞれ2店舗、東北地方で1店舗を閉鎖。これらにより国内店舗数は、平成22年11月20日現在で224店舗となり、経営の基盤は一層充実した。海外は台湾の子会社(現地法人宣得利家居股份有限公司(出資比率100%))が3店舗を新設し、1店舗を閉鎖した結果、合計で7店舗となり国内外の合計店舗数は231店舗。また、10月には福岡県の九州物流センターが本稼動した。今後も各物流センターを基点とした物流体制の効率化と新規出店を更に加速させていくとしている。

同社は10月30日値下げを敢行したが、再度来春にも値下げ予定であった。しかし、似鳥社長は21日、材料の綿花等の価格が値上っており、次回の値下げは難しいとの見解を発表した。
同社の売上構成は、家具47%、インテリア商品52%とインテリア商品の売上高が家具より多く、その商品構成において多くの女性を集客している。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年2月期第3四半期
210,599
36,187
36,954
18,774
11年2月期第3四半期
230,067
39,668
38,719
23,202
前年同期比
109.2%
109.6%
104.8%
123.6%
11年2月期通期予想
315,800
49,300
50,600
28,800
10年2月期実績
286,186
46,456
47,430
23,838
前期実績/今期予想
110.3%
106.1%
106.7%
120.8%

[ 2010年12月22日 ]
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