アイコン 精養軒/第三四半期 今期も赤字見通し

同社は、ビアガーデンについては、記録的な猛暑の影響で売上を伸ばしたものの、昼間の上野公園来園者数が減り、レストラン売上高は減少した。オリジナル商品の販売強化の一環として、平成21年11月よりお歳暮ギフト限定で販売した「上野精養軒カレー・ハヤシセット」を、平成22年3月より上野本店に販売コーナーを設け、さらに全店舗に於いても常時取り扱いを始めた。加えて、既存の売店商品の見直しを図り、ブランデーケーキを個別包装対応に改良したほか、新商品の「フールセック(クッキー)」の取り扱いを同年3月より始めた。なお、東京都美術館店は同館大規模改修工事の為平成22年4月で閉店。また、東京国立博物館店は同館耐震補強工事のため、同年6月上旬から一時閉店、同年7月より売店を主とした小規模の仮店舗での営業を始めた。

この結果、当第3四半期累計期間の売上高は2,255百万円(前年同期比14.4%減)となった。営業損失は▲185百万円(前年同期は営業損失63百万円)、経常損失は▲170百万円(前年同期は経常損失46百万円)、四半期純損失は220百万円(前年同期は四半期純損失53百万円)となった。
売上高を部門別に見るとレストランの売上高は925百万円(前年同期比▲19.4%)、宴会他の売上高は691百万円(前年同期比▲5.8%)となった。
一番有名だった神田精養軒は、福岡の㈱第一経営が買収したものの、第一経営そのものが潰れたが、その後どうなったのだろうか? 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年1月期第3四半期
2,634
-63
-46
-53
11年1月期第3四半期
2,255
-185
-170
-220
前期3期比
85.6%
 
 
 
11年1月期通期予想
3,059
-202
-177
-230
10年1月期実績
3,565
-132
-184
-178
通期予想/前期比
85.8%
 
 
 

 
[ 2010年12月13日 ]
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