福銀が経営していた時は、なかなか利益も上がらなかったが、西部ガスが傘下にしてからは利益が大幅に増加している。
　同社は、食品業界は、景気の先行き不安から消費者の低価格志向が根強く、緩やかなデフレ傾向が続くなかで価格競争が激化しており、厳しい経営環境にある。このような状況下、同社は主力製品の棒ラーメンや長崎皿うどん等の販売を強化し、安定的な成績を実現すべく収益向上や原価低減に努めた。
その結果、当第3四半期累計期間における売上高は、48億37百万円（前年同期比▲0.9%減）となった。利益については、原材料費等の価格低下により、営業利益は3億69百万円（前年同期比17.8%増）、経常利益は3億97百万円（前年同期比20.4%増）、四半期純利益は2億21百万円（前年同期比26.3%増）となっている。
利益率が大幅に以前より改善されており、今後は売上高にかかっている。