アイコン 土屋ホームの土屋ホールディングス/10月決算 黒字だが以前厳しい

同社は北海道を地盤とする在来工法の住宅会社であるが、北海道の経済が一番寒いといわれており、それを反映してか今期も売上高は前期に比し若干下回った。
同社は、住宅事業について、前連結会計年度に比べて受注残が少なく、全体的に厳しい状況からのスタートであった。期中に関しては、事業年度始めからの受注がほぼ計画どおりに推移したものの、最終的には当初受注計画まで至らなかったが、長期優良住宅先導事業の採択による付加価値の向上と、平成19年度発売の多重層住宅「one MORE(ワンモア)」が東北エリアで、主力商品に成長していることから、同社グループの技術力・商品力が着実にお客様に評価されていると確信しているとしている。 

売上高は、186億21百万円で前連結会計年度比3.9%の微減となったが、営業利益については、グループ横断的な原価低減と経費削減努力により収益力も向上し、8億9百万円(前連結会計年度比16.6%増)となった。
増改築事業については、長期優良住宅先導事業に採択されたことから大規模改修工事が増加し、生産性も向上したことから受注・売上ともに堅調に推移し、売上高は32億28百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、計画を上回る受注・売上確保に伴い、営業利益についても1億5百万円(前連結会計年度比13.6%増)となっている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
08年10月期決算
28,737
-868
-910
-2,678
09年10月期決算
24,156
148
116
11
10年10月期決算
23,396
467
483
267
前期比
96.9%
315.5%
416.4%
2427.3%
11年10月期予想
23,797
365
322
178

 
[ 2010年12月13日 ]
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