アイコン 東日本ハウスの支払遅延の噂の真相は・・・

某社が、東日本ハウスについて「支払遅延要請で揺らぐ 仕入先の信頼関係」と情報を流しているが、東日本ハウスに直接問い合わせたところ、「(昔はいざ知らず)こん日では、決算も順調に推移しており、まったくそうしたことはありません」とのことであった。

サブコン上がりの情報マンMは、支払遅延の可能性として、業者の責任において現場で問題が生じた場合、ペナルティで請求伝票を現場段階で留保、支払部門に回さないことがある。そうした可能性が高いと思われる。現場は多くの業者が入り、工程どおり進めなければ、後工程が手待ちになるが、職人さんには労賃を支払わなければならない。また現場で失敗すれば、やり直し工事をする必要に迫られる。その費用負担も問題になり、工期が大幅に遅れたりすれば、施主から元請は損害金の賠償を求められることすらある。現場でなんらかのトラブルが発生したものと思われる。
因みに同社の監査法人は優成監査法人である。中堅の上位クラスの監査法人であり、棚卸し等の正確な数値のチェックはなされていると思われ、決算書の信憑性は高いと判断する。
同社のこれまでの経過および決算書から、上記噂は、あったとしても上述のような単発原因によるものと思われる。

連結/百万円
07/10期
08/10期
09/10期
2010/10期予
売上高
65,990
66,416
52,637
52,100
営業利益
3,415
4,393
2,574
4,100
経常利益
2,179
3,378
1,699
3,300
当期利益
-98
2,697
1,353
2,860
総資産
56,297
50,030
43,533
9月6日時点
自己資本
5,018
7,475
7,359
 
資本金
3,873
3,873
3,873
 
有利子負債
32,526
23,219
21,807
 
自己資本率
8.90%
14.90%
16.90%
 

 
[ 2010年12月14日 ]
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