アイコン 長崎駅周辺区画整理事業に大問題あり(3) 審議会と長崎駅周辺整備室

長崎駅周辺整備室は、4回目の審議会において仮換地を決定、その後の8月16日に仮換地案を供覧する案内を出している。「期間は8月17日~8月30日まで」、「供覧期間中、権利者の方からの要望書を受け付けます。」としている。
審議員から外れた地権者は、唯一マツハヤ石油の新地権者だけであり、長崎駅周辺整備室は、ネットでも開示することで、いかにも公明正大に行っているように見せかけている。  
全地権者8名から、蚊帳の外に唯一置かれたマツハヤ石油の新地権者は、8月21日当然要望書を提出した。 

それによると、当区画整理事業の仮換地について、マツハヤ石油地の前所有者から、新所有者に対して次のように引き継がれたことが記載されている。[「長崎駅周辺整備室から図面を示して話がありましたが、『別の場所(角地)であれば検討しても良いが、今回の場所では話にならない』と言うことでお断りし、市の担当者にも伝えております」。何故、唐突に今回の仮換地案を提示されたのか理解できません。]

 長崎駅周辺整備室の萩原室長は、4回目の審議会の仮換地の議案説明で、そうした異議が唱えられていることを伏せ、(当時審議員からこうした申し入れがあっていることを説明もせず)、資格喪失委員として排除した上で、自らが作成した仮換地案を審議会で決議させているのである。

第5回審議員と参加者を紹介しよう。
(学識経験者?)
会長:菊森氏 (ながさき地域政策所理事)(病気で5回目欠席、市役所との関係深い)
杉山氏 (長崎大学環境科学部准教授)(5回目では会長代行を務める)
(地権者)
JR九州 :津高氏
JR貨物 :富永氏
JR九州バス:岡野氏
ニュー長崎ビルディング:堤氏
長 運  :M氏
不動産会社:M氏
自治会  :藤本氏の9名である。
それに、議案を作成し、当事業を自らの思惑通りに推進する長崎市の長崎駅周辺整備室室長萩原室長、出口係長、赤倉係長である。
つづく
 

[ 2010年12月21日 ]
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