アイコン 国交省職員と三共電気の社長および取締役 贈収賄容疑で逮捕される

12月4日、九州地方整備局(=国交省)のお兄さんが収賄容疑で逮捕された。
このお兄さん、警察が内定して泳がせている最中に、車を買ったそうな。警察は車購入資金の裏を取り、預金口座等から引き降ろされてはいなかったという。そこでお兄さんを参考人招致、購入代金の出所を問い糾したところ、あっさりばっさり、このお兄さん、業者からお金を貰ったことを喋ってしまったそうな。
車購入に充てた資金を贈ったのは、贈賄容疑で逮捕された電材卸会社「三共電気」の出口社長と取締役。当然このお三方は逮捕された。
九州地方整備局は、4日は土曜日ということもあり、職員が逮捕されてもコメントは出していないが、2人か3人が雁首そろえて本日でも頭を下げることになろう。

収賄容疑で逮捕されたのは、佐賀県の嘉瀬川ダム建設工事現場事務所の九州地方整備局職員。電気工事の発注に関し、落札した電気工事会社に対し、電材を三共電気から調達するように計らったとのことである。その見返りに現生をプレゼントされたようだ。

福岡県や佐賀県は田舎だから、昔のような商売手法が未だ罷り通っている。しかし、官庁工事の減少や民間工事も減っていることから、どこも受注に四苦八苦しており、タレ込みだけは多くなっているのが現実、発覚したら大きな犠牲が待っている。

逮捕された職員は国家公務員、誰でもなれるものではない。37歳で家族もいただろうが、すべてを棒に振ってしまった。そのようなことにならないように、業者は絶対甘い言葉で巻き込んではならない。

三共電気 

[ 2010年12月 6日 ]
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