アイコン リーバイ・ストラウス ジャパン/11月決算 ブランド力喪失か?

突出したブランド力を誇るリーバイ・ストラウスのジーンズ、テレビでヴィンテージ物が持て囃されていたときが華であったが、メディアは移ろい安きもの。新興ジーンズメーカーのデザインを駆使したジーンズが台頭。その後はデフレを演出して1000円ジーンズをしきりに取り上げ、今ではファストファッションの世界。
経済も疲弊したままでは、ブランド力より品質。消費者の目も肥えており、(安い)価格と品質の調和を求めている。 
同社は卸しに徹しており、販売先のカジュアルショップやジーンズショップでの販売が減少すれば、どうすることもできないことを露呈した決算数値となっている。
ファストファッションメーカーとの共同企画商品作りくらいしか頭に浮かばないが・・・。
今日の状況は時代の輪廻なのか、全く新しい商流の世界へ変化しているのか見極める必要がある。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
08年11月期(単)
23,758
1,289
1,519
706
09年11月期(単)
17,134
-687
-541
-547
10年11月期(連)
13,169
-2,425
-2,294
-3,587
前期比
76.9%
 
 
 
11年11月期通期予想
12,300
-2,153
-2,091
-2,523
11期通期予想/10期比
93.4%
 
 
 
[ 2011年1月19日 ]
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