アイコン 久光製薬/2月期第3四半期 堅調

久光製薬同社の第3四半期までの売上高は、前年同四半期比4.3%増の1,025億8千4百万円となった。
国内市場において、医療用医薬品事業は主力製品のケトプロフェン含有経皮吸収パッチ剤「モーラステープ®」が堅調に推移、6月には、協和発酵キリン㈱と共同で経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤「フェントス®テープ」の販売を開始したが、薬価改定の影響もあり、前年同四半期比0.5%の減収となった。

一般用医薬品事業は、依然としてOTC市場の低迷と厳しい販売競争が続くなか、新商品として「エアー®サロンパス®ジェットα」等を発売したが、「サロンパス®」をはじめとする主力ブランドの売上が前年同四半期を下回り、前年同四半期比12.4%の減収となった。
一方、海外市場は、昨年8月買収したノーベンファーマシューティカルス社が期初より売上に貢献することとなり、増収となった。
以上の結果、「医薬品及び関連製品事業」の売上高は、前年同四半期比3.4%の増収となった。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年2月期第3四半期
98,378
25,010
26,100
16,099
11年2月期第3四半期
102,584
22,340
26,029
16,669
前期第3四半期比
104.3%
89.3%
99.7%
103.5%
11年2月期通期予想
144,000
27,500
32,500
20,200
10年2月期実績
129,834
28,585
31,231
18,423
通期予想/前期比
110.9%
96.2%
104.1%
109.6%

[ 2011年1月 7日 ]
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