東京製鐵/第3四半期 鋼材価格推移表付
同社は、当該四半期会計期間について、田原工場の操業改善が進まない中、営業面では、主原料の鉄スクラップ価格が海外マーケットの影響から期間後半に急騰する一方、製品販売は、国内建材需要が引き続き低調に推移したため数量が伸びず、また、円高の影響もあって価格の値戻し幅も抑えられた。このような状況から、第3四半期累計期間として、経常損失▲42億19百万円、四半期純損失▲43億62百万円の計上を余儀なくされたとしている。
スクラップ価格は今や中国・韓国が控え、国際価格となっており、原料高でありながら、販売は建設業界の不振で値が通らず、今期は前期に比べ売上高増の赤字増の見通しとなっている。急激なスクラップ価格の上昇は、大きなマイナスに作用している。
なお、表については鉄鋼新聞の指数をグラフ化したもの。
非連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年11月期第3四半期 | 78,743 | 1,587 | 1,948 | -1,702 |
10年11月期第3四半期 | 114,602 | -4,209 | -4,219 | -4,362 |
前期比 | 145.5% | -265.2% | -216.6% | 256.3% |
11年3月期通期予想 | 152,500 | -8,000 | -8,000 | -8,000 |
10年3月期実績 | 105,670 | -3,412 | -2,910 | -6,785 |
09年3月期実績 | 278,426 | 53,408 | 55,303 | 32,252 |
08年3月期実績 | 244,948 | 15,226 | 17,219 | 10,134 |
通期予想/前期比 | 144.3% | 234.5% | 274.9% | 117.9% |
平成22年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
H形鋼 | 東京 | 62,000 | 63,000 | 76,000 | 83,000 | 84,000 | 80,000 |
5.5/8×200 | 安値 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
×100 | 75,000 | 74,000 | 73,000 | 72,000 | 71,000 | 75,000 |
[ 2011年1月20日 ]
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