アイコン 安川電機/第3四半期  円高直撃でも回復基調へ・・・

同社は、独自の制御技術でサーボモーターとインバータ世界首位。産業用ロボットは台数世界首位。
事業環境について、大幅な円高の影響はあったものの、中国をはじめとするアジアを中心とした堅調な外需及び主要な国内顧客の業績回復に牽引され、拡大基調で推移したとしている。

〔モーションコントロール〕
ACサーボモータ・コントローラは、顧客の設備投資回復に伴う需要拡大により、受注は高水準となった。また、急速な受注の立ち上がりに追従すべく、生産体制の強化・効率化に注力し売上の拡大に努めた。
インバータは、省エネルギー需要と、中国をはじめとするアジアを中心としたインフラ関連需要を取り込み、受注・売上とも、堅調な水準を持続している。これらの結果、売上高・営業利益とも大きく拡大した。
〔ロボット〕
溶接・ハンドリングロボット等は、海外では自動車業界向け等を中心に拡販に努め、受注が拡大した。国内では自動車業界向け需要は依然回復していないが、一般産業界向け需要獲得に注力した。
また、液晶業界・半導体業界向けについても概ね堅調な水準を持続した。この結果、売上高は拡大し、営業損益も黒字転換した。
〔システムエンジニアリング〕
鉄鋼業界向けが需要の端境期にあり、前年同期比で売上高は減少したが、損益面では、
原価低減と採算管理の徹底により黒字を確保した。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期第3四半期
150,554
-11,033
-10,553
-8,161
10年3月期第3四半期
212,518
7,684
7,719
7,321
前第3四半期比
141.2%
 
 
 
11年3月期通期予想
295,000
12,500
12,500
6,500
10年3月期実績
224,710
-6,977
-6,049
-5,699
09年3月期実績
350,249
20,806
20,024
6,892
08年3月期実績
382,327
36,487
35,212
20,242

[ 2011年1月24日 ]
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