京セラ/第3四半期 確実に回復へ
同社は、当期9ヵ月通算の平均為替レートは、対米ドルは前年同期に比べ7円(約7%)円高の87円、対ユーロは前年同期に比べ20円(約15%)円高の113円となり、これにより売上高、税引前四半期純利益は、前年同期に比べそれぞれ約510億円、約220億円押し下げられた。
円高の影響はあったものの、デジタルコンシューマ機器や産業機械、自動車向けをはじめとした部品需要の増加に加え、国内外での補助政策が後押しとなり太陽電池の需要も好調に推移した結果、部品事業の売上高は前年同期に比べ増加した。
また、国内外で携帯電話端末やプリンター及び複合機の販売台数が伸びたことにより、機器事業の売上高も増加した。
この結果、当期9ヶ月通算の売上高は、前年同期の7,689億20百万円と比較し、1,879億94百万円増加の9,569億14百万円となった。
売上高の増加に加え、各事業での原価低減や生産性向上への取り組みの成果が大きく現れたことにより、当期9ヶ月通算の営業利益は、前年同期の380億13百万円と比較し、817億56百万円増加の1,197億69百万円となったとしている。
超合理主義の京セラでも生産性向上がはかれるんだなぁ。やればできる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 株主利益 |
09年3月期第3四半期 | 768,920 | 38,013 | 32,739 | 18,481 |
10年3月期第3四半期 | 956,914 | 119,769 | 133,136 | 93,717 |
前第3四半期比 | 124.4% | 315.1% | 406.7% | 507.1% |
11年3月期通期予想 | 1,260,000 | 147,000 | 160,000 | 105,000 |
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