アイコン ベスト電器/第3四半期 今期4期ぶりに利益計上へ バチィパチィパチィ

ベスト電器同社は有薗体制が一掃され、風通しが良くなり、今期は、多くの店舗閉鎖の中で売上高を4.5%しか落とさない予想である。今期決算は、減損処理を22億68百万円こなしての4年ぶりの利益計上の見通しであり、大した変わりよう。
日産改革を断行した蛇の目ゴーンのように、第3者(=ビックカメラ)の力がなければ、ここまで変わることはできなかったとも思われる。時代遅れの発想と取り巻き連中で経営していた有薗氏も完全に行き詰った挙句の交代であった。

久しぶりに変わりようを取材しようと店舗へ足を運んだが、社員さんもなかなか積極的に対応、説明も丁寧で詳しかった。結果、テレビを衝動買いしてしまったほどである。

今後、エコポイントが消えていく中で、そうした社員さんの積極姿勢を持続できるかが、同社を左右することになる。販売するのはあくまで店員さんであり、経営者ではない。経営者は目標を設定して、社員さんのヤル気を引き出し実行させることだけ。経営陣も社員も変われば、自ずと企業は変わることができる例になって欲しいものである。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年2月期第3四半期
251,235
-3,784
-3,736
-27,726
11年2月期第3四半期
253,327
4,811
3,794
896
前期第3四半期比
100.8%
 
 
 
11年2月期通期予想
330,000
5,000
4,000
900
10年2月期実績
345,619
-5,230
-5,698
-37,448
09年2月期実績
371,900
-894
-937
-3,010
通期予想/前期比
95.5%
 
 
 
11年2月期第3四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
161,420
43,892
43,327
26.8%

[ 2011年1月15日 ]
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