住友林業/第3四半期 金持ち需要が減っているのかなぁ
同社は、木材建材事業について、国内における木材・建材流通事業及び建材製造事業につき、新設住宅着工戸数の持ち直しによる市況回復を背景に、販売数量が増加し販売単価も上昇しました。その結果、木材建材事業の売上高は2,809億65百万円、経常利益は37 億52 百万円となった。
海外事業は、ニュージーランドやインドネシアの建材製造会社において販売数量が前年同期比で増加し業績も改善したが、北米住宅事業や操業間もない中国の建材製造事業においては厳しい状況が続いた。
その結果、海外事業の売上高は198億6百万円、経常損失は3億71百万円となった。
住宅事業は、戸建注文住宅事業につき、完工棟数が前年同期実績を上回り売上高が増加したことに加え、コストダウン等による完工利益率の改善や経費削減等により、経常利益も大幅に増加した。リフォーム事業については、事業基盤の強化もあり業績は好調に推移した。その結果、住宅事業の売上高は2,288億6百万円、経常利益は79億21百万円となった。
業績の先行指標となる戸建注文住宅の受注状況については、受注棟数はほぼ前年並みでしたが、住宅外構工事の一体受注を進めたことや当社独自の「ビッグフレーム構法」採用商品の受注が増加したこともあり、受注単価は上昇した。その結果、受注金額は2,057 億28 百万円となり前年同期比で3.9%増加した。
不動産事業は、戸建分譲住宅事業において販売棟数が前年同期実績を大きく上回るなど好調に推移した。また、保有賃貸物件の賃料収入や一部売却が収益に貢献した。その結果、不動産事業の売上高は364億91 百万円、経常利益は9億11百万円となったとしている。
前期セグメント別:住宅及び住宅関連52、木材・建材47、他1
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第3四半期 | 506,869 | -2,977 | -3,610 | -6,244 |
11年3月期第3四半期 | 569,211 | 7,947 | 8,543 | 2,629 |
前第3四半期比 | 112.3% | |||
11年3月期通期予想 | 770,000 | 15,500 | 16,000 | 7,500 |
10年3月期実績 | 723,923 | 9,747 | 9,465 | 2,377 |
09年3月期実績 | 823,810 | 6,837 | 6,160 | 1,028 |
08年3月期実績 | 861,357 | 7,235 | 7,658 | 1,115 |
通期予想/前期比 | 106.4% | 159.0% | 169.0% | 315.5% |
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