JR東海/第3四半期 新幹線青森効果もあり増収増益
同社は、わが国経済について、企業収益や設備投資などに改善の動きが見られたものの、円高や高水準の失業率が続いているほか、輸出が緩やかな減少に転じるなど回復基調には至らず、足踏み状態となった。加えて、鉄道事業を中心に高速道路料金の引下げによる影響を受けるなど、依然として厳しい経営環境が続いた。
このような状況の中、連結子会社および持分法適用関連会社は、「グループ経営ビジョン 2020 -挑む- 」を着実に遂行し、鉄道事業におけるサービス品質の向上や駅を中心とした生活サービス事業の展開などを通じて収入の確保に努めるとともに、Suica事業についても利用促進に向けた施策を積極的に展開したとしている。
同社は、信濃川の発電ダム事業(通称、信濃川発電所:千手、小千谷、小千谷第二各発電所)では、契約を破り、取水をでたらめに多く取り、信濃川を干からびせ、魚さんを絶滅させ、国交省から当該発電事業の停止命令を受けていた。昨年には地元の了解も取れ、再び当該発電を再開している。環境破壊そのものであるが、地元民も環境より銭が欲しかったのだろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第3四半期 | 1,932,193 | 306,290 | 220,564 | 127,884 |
11年3月期第3四半期 | 1,948,854 | 343,645 | 268,686 | 137,633 |
前第3四半期比 | 100.9% | 112.2% | 121.8% | 107.6% |
11年3月期通期予想 | 2,593,000 | 371,000 | 277,000 | 141,000 |
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