アイコン ジョイフル/12月決算 生活防衛から苦戦

ジョイフル郊外型格安レストランの代表格であるジョイフルの2010年の状況はそのままレストラン業界に共通するものと思われる。
ジョイフルは、業界について、猛暑の影響や耐久消費財の駆け込み需要などから個人消費に持ち直しの動きが広がりつつあったものの、駆け込み需要終了の反動から現在は弱い動きとなっており、これに消費者の生活防衛意識を背景とした根強い選別消費や業界内での価格競争とが相まって、非常に厳しい経営環境が続いているとしている。
同社は、このような状況の中で、昨年に引き続いて「お値打ち感を主とした商品の提供」と、「お客様視点に立ったサービスの実践」という当社のビジネスモデルの追及に取り組んでいる。
商品施策では、確かな品質・衛生管理をベースに、徹底的な「おいしさ」へのこだわりから「何度も食べたくなる商品」の開発に取り組んでいる。

その一環として、定番メニューの継続的なブラッシュアップの他に、チーズインハンバーグを核としたグランドメニューの改定(3月、6月、10月)やランチ・モーニングメニューの改定(5月、9月)を行うとともに、季節フェアの販売(1月、6月、8月、9月、11月)及び期間限定商品として大好評の「ハーフパウンダーステーキ」の販売(2月、4月、7月、10月、12月)を行った。
一方、営業施策では、2009年来から取り組んでいる店長・SV(スーパーバイザー)制度の一層の強化とQSC(良い品質・良いサービス・清潔な環境)の改善活動に加え、今期は「自立した強い店長の育成によるお客様に喜ばれる店作り」の推進と、店舗内外の環境整備の観点から年間104店舗の既存店舗の改修に取り組んでいる。
販売費及び一般管理費は、修繕費が猛暑に伴う冷蔵・空調機器の予定外の故障や、前述の既存店舗の改修を当初計画64店舗に40店舗を追加して行ったことで当初の予定よりも増加した。
なお、当連結会計年度において、FC8店舗(1月・3月・6月・9月各1店舗、4月・5月 各2店舗)の出店を行う一方、直営店3店舗(3月・5月・6月に各1店舗)の退店を行ったことから、当連結会計年度末における店舗数は713店舗(直営659店舗、FC54店舗)となったとしている。
2011年期は、「資産除去債務に関する会計基準」を適用するため、利益は急減する予想となっている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年12月期
58,961
1,786
1,678
614
10年12月期
60,692
3,071
2,980
1,442
前期比
102.9%
171.9%
177.6%
234.9%
11年12月期通期予想
60,820
3,140
3,050
490

 同社のオーナーがやっている郊外型ホテルの方が心配である。田舎ばっかりにあり、灯りもあまり付いていないようだが、大丈夫だろうか。
[ 2011年2月14日 ]
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