アイコン ホシザキ電機/12月決算  環境悪も堅調 猛暑はプラス

同社の主要販売先である外食産業について同社は、消費者の節約志向は依然として強く、顧客獲得に向けた企業間競争が激化する等厳しい経営環境が続いた。その一方国内では需要期における猛暑、残暑、前連結会計年度の設備投資抑制を受けた一部顧客における設備投資再開といった同社グループにとっては事業の追い風となる要因が発生し、また海外では北米を中心とした需要の回復による主力製品の販売増加も見られた。

このような環境のなか、国内では、外食産業への積極的な拡販に加えて、外食産業以外の新規顧客の開拓にも積極的に努めた。海外は、平成22年8月に台湾に台湾星崎国際股份有限公司を、11月には香港に星崎香港有限公司を設立し、アジアにおける事業拡大を進めた。その一方で、ITを活用した業務の効率化や生産性の向上、原価低減並びに販売費及び一般管理費の削減に努め、収益の確保にグループをあげて取り組んだ。

国内は、景気の不透明感から企業の投資抑制傾向は継続するなかで、一部設備投資の再開の動向も見られた。プレハブ冷凍冷蔵庫、スチームコンベクションオーブン等の拡販による新規顧客の開拓や保守サービスの強化、大手ナショナルチェーン店への積極的な営業活動を展開した。製品開発は、業務用冷蔵庫や電解水生成装置等の品揃えの充実を図った。また需要期での猛暑、残暑といった気象要因による主力製品の販売増も伴い、売上高は1,339億52百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は180億71百万円(同19.8%増)となった。
北中米では、主力製品の製氷機、業務用冷蔵庫及び飲料ディスペンサの拡販を推進した。
製品開発は、製氷機ではクレセントアイスメーカーの品揃えの充実、業務用冷蔵庫では省エネ基準に対応するモデルチェンジ等を推進し、市場に投入した。また同地域における需要の回復による主力製品の販売も増加したことから、売上高は272億33百万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は31億34百万円(同77.7%増)となった。

そのほかの国々は、中国等アジア諸国では経済が回復するなか市場拡大のための業務用冷蔵庫の品揃えの充実や販売拠点の拡大を推進した。欧州では環境にやさしい自然冷媒を採用したノンフロン製氷機等を市場に投入した。その結果、売上高は144億33百万円(前年同期比12.7%増)、営業利益は4億73百万円(前年同期は1億28百万円の営業損失)となった。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は1,693億79百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は138億42百万円(同58.4%増)、経常利益は130億58百万円(同38.1%増)となった。また、当期純利益は88億84百万円(同81.5%増)となった。

国内では厨房機器の中古市場もあるものの、同社の強さが発揮されている。アフターサービスが行き届いているからであろう。それにしても外食分野での冷蔵庫・冷凍庫・製氷機は圧倒している。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年12月期
160,291
8,738
9,455
4,896
10年12月期
169,379
13,842
13,058
8,884
前期比
105.7%
158.4%
138.1%
181.5%
11年12月期通期予想
169,000
12,000
12,600
7,200

[ 2011年2月14日 ]
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