4月から東京ディズニーランドは次のように値上げすると発表している。主な料金は、１日券で大人が400円高い6200円、中学・高校生が３００円高い５３００円、幼児・小学生が２００円高い４１００円。
　ところで、東京ディズニーランドを経営する同社の決算は好調そのものである。アトラクション施設を作ったため、その投資金を回収するため値上げするようであるが、そうした施設は、固定資産計上され1年で回収する必要は全くない。ましてや、好決算であり、世間が不景気で泣いているのにボッタクリ値上げもいいところであろう。
　同社は儲かり過ぎて金が余り、株主に対して配当性向を良くするため、自社株買いするとも発表している。
　同社は、幼児やこども・大人の夢を喰いちぎるハゲタカになったようだ。