住生活グループ/第3四半期 増収増益だが・・・
注、同社の第3四半期の決算や通期の決算予想において、先般のトステム防火樹脂サッシ不適合事件における1万棟の改修工事費用の引当金は計上されてないようであり、下記利益や利益予想は修正されるものと思われ注意を要する。 同社の状況を知るため下記は記載している。
同社は、成長戦略の遂行や海外移転などによるコスト競争力の強化に取り組むほか、戦略投資としてサンウエーブ工業や新日軽の子会社化など中期方針に基づく諸施策を着実に実行している。また、グループ内の重複部分の統合と相互活用によるシナジー創出に努めたほか、その一環として連結子会社であるトステムとINAXほか3社の合併契約を締結した。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は拡販活動に注力したほか新規連結による影響もあり8,949億59百万円(前年同期比23.6%増)、営業利益はコスト削減効果の発現などから355億40百万円(前年同期比63.7%増)、経常利益は営業外収支悪化があったものの359億72百万円(前年同期比48.5%増)と大幅な増収増益を達成することができた。また、四半期純利益は負ののれん発生益や前年同期に多額の減損損失があったことなどから特別損益が好転し173億88百万円(前年同期は44億30百万円の四半期純損失)を計上することができたとしている。
なお、個別事業分野は次の通り。
1、[金属製建材事業]:金属製建材事業においては、防音・断熱内窓などが好調に推移したことに加え新日軽の子会社化に伴う影響などもあり、売上高は3,505億94百万円(前年同期比30.7%増)、営業利益は工場再編などのコスト改善策が奏功し212億01百万円(前年同期比54.2%増)と大幅な増収増益を確保することができた。
2、[水回り設備事業]:水回り設備事業においては、住設分野での販売が好調に推移したことに加えサンウエーブ工業の新規連結などもあり、売上高は2,867億93百万円(前年同期比38.7%増)、営業利益は生産拠点の集約などのコストダウン活動が寄与し105億64百万円(前年同期比45.6%増)と大幅な増収増益を確保することができた。
3、[その他建材・設備事業]:その他建材・設備事業においては、木質内装建材類の伸張などもあり売上高は1,165億19百万円(前年同期比2.6%増)と増収、営業利益は事業のダウンサイジング諸施策の成果などから18億59百万円(前年同期は▲7億91百万円の営業損失)と黒字転換した。
4、[流通・小売り事業]:流通・小売り事業(ホームセンター等)においては、新規出店効果などから売上高は1,086億33百万円(前年同期比3.8%増)と増収であったが、営業利益は27億02百万円(前年同期比▲33.7%減)と新業態展開の先行投資負担により減益となった。
5、[住宅・不動産他事業]:住宅・不動産他事業においては、収益構造の改革に努めた結果、売上高は428億02百万円(前年同期比12.3%増)と増収、利益面では11億57百万円の営業利益(前年同期は▲13億21百万円の営業損失)と黒字転換した。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第3四半期 | 723,862 | 21,706 | 24,217 | -4,430 |
11年3月期第3四半期 | 894,959 | 35,540 | 35,972 | 17,388 |
前第3四半期比 | 123.6% | 163.7% | 148.5% | |
11年3月期通期予想 | 1,200,000 | 50,000 | 50,000 | 26,000 |
10年3月期実績 | 982,606 | 25,983 | 27,857 | -5,331 |
09年3月期実績 | 150,186 | 3,511 | 3,623 | 1,927 |
08年3月期実績 | 362,089 | 3,511 | 3,623 | 1,927 |
通期予想/前期比 | 122.1% | 192.4% | 179.5% |
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