アイコン 荏原/第3四半期  予想を上方修正

同社は、事業環境は、海外では米国において雇用環境の改善が遅れているものの、個
人消費が持ち直すなど景気の緩やかな回復が見られたが、欧州においては一部の国の財政危機により金融システム不安に対するリスクがあり、景気の持ち直しは弱いものとなった。

一方、アジアでは中国・インドなどを中心に内需が伸び、景気が緩やかに拡大した。国内では、民間部門において、個人消費の持ち直しや設備投資は回復の兆しが見られるものの、急激な円高の影響により先行き不透明な状況が続いた。公共部門は予算縮減の影響により公共投資が低水準に推移した。
同社の当第3四半期連結累計期間は、前年同期と比べ、受注は、精密・電子事業において増加したものの、風水力事業における減少及びエンジニアリング事業における水処理プラント事業の連結除外の影響により、全体としては減少した。
売上高は、精密・電子事業は増加したものの、風水力事業の減少とエンジニアリング事業における水処理プラント事業の連結除外の影響により、全体としては減収となった。営業利益は、風水力事業において増加し、エンジニアリング事業、精密・電子事業が改善したため増加したとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第3四半期
316,368
6,599
5,279
-3,933
11年3月期第3四半期
265,990
20,425
17,359
10,236
前第3四半期比
84.1%
309.5%
328.8%
 
11年3月期通期予想
405,000
26,000
23,000
11,000
10年3月期実績
485,889
18,953
16,749
5,441
通期予想/前期比
83.4%
137.2%
137.3%
202.2%

 
[ 2011年2月 8日 ]
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