あじかん(広島市)/第3四半期 玉子焼き回復
同社の売上高構成は、玉子焼類30、味付かんぴょうしいたけ類7、蒲鉾類5、PB品23、常温食品7、冷凍・冷蔵食品21、他7となっている。
同社は、当期より、第一に「ブランド価値の向上」、第二に「継続的な需要創造」、第三に需要創造の一環として、国内のみならず中国を中心とした海外へも販売エリアを拡大させた「グローバル化」を目指し、「自社ブランド品の拡充」「営業基盤の拡充」「社内サプライ・チェーン・マネジメントの確立」「コストダウンの推進」「あじかんブランド品質の向上」を重点施策として継続的に取り組んでいる。
また、新規事業への取り組みとして研究・開発を進めた、市販用製品(つくば山崎農園産あじかん焙煎ごぼう茶)の製造及び通信販売を当第3四半期より開始した。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は255億76百万円(前年同期比1.7%増加)、営業利益は8億03百万円(前年同期比20.0%減少)、経常利益は6億22百万円(前年同期比32.0%減少)となり、四半期純利益は277百万円(前年同期比44.6%減少)となった。
ごぼうを中心とした野菜加工製品や冷凍・冷蔵食品が好調に推移したほか、近年では、競争の激化や消費の低迷から減少傾向にあった玉子焼類の売上についても、年末年始に向けての販売促進活動を強化させた結果、減少傾向に歯止めをかけることができたとしている。
焙煎ごぼう茶は、健康パワーだそうであるが、ポリフェノールを多く含み、抗酸化活性作用、植物繊維を多く含むとされる。同社製品のキンピラ牛蒡から考え出したオリジナル商品。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期第3四半期 | 25,146 | 1,004 | 915 | 500 |
11年3月期第3四半期 | 25,576 | 803 | 622 | 277 |
前第3四半期比 | 101.7% | 80.0% | 68.0% | 55.4% |
11年3月期通期予想 | 33,300 | 800 | 800 | 420 |
10年3月期実績 | 33,070 | 1,155 | 1,101 | 563 |
09年3月期実績 | 130,037 | 1,946 | 977 | 860 |
通期予想/前期比 | 100.7% | 69.3% | 72.7% | 74.6% |
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