アイコン レオハウスのナック/第3四半期 増収増益  受注好調

レオハウス同社は、以前タマホームと住宅の共同事業(タマホーム九州)を行っていたが、喧嘩別れして、「レオハウス」ブランドを立ち上げ全国に展開している。もともとの本業であるダスキン代理店業務では全国トップの扱い高となっている。また、ボトルウォーター事業では、アクアクララの代理店でトップの扱い高であったが、アクアクララが破綻したことから完全独立、独自に直営・FC方式により「クリクラ」ブランドで全国展開している。
同社は、ダスキンの代理店のほかに、もともと建設コンサルをしており、コンサル事業では以前アキュラホームと連携していた。アキュラホームのアキュラシステムが値上げに走ったことから、タマホームとともに脱退した。タマホームとの付き合いは、タマが当初アキュラシステムを取り入れていたため、そのコンサルでの付き合いであった。

<住宅事業>:完工棟数の伸びに加え、ソーラー搭載物件や附帯工事(外構工事、照明、エアコン等)の受注増加も増収要因となり、売上高は220億66百万円(前年同期比13.1%増)となった。
損益面については、増収効果のほか、人員の適正配置による経費節減や設計・工務部門の管理体制強化による業務効率向上などが寄与し、営業利益6億34百万円(前年同期営業損失78百万円)と大幅な改善を示した。
住宅取得優遇税制、低金利、住宅エコポイント制度等の需要促進施策を背景に、各店店長のプレイングマネジャー化による販売体制の強化や移動モデル建設によるエリア深耕策の推進などが効果を挙げ、当第3四半期連結累計期間の受注棟数は1,626棟(前年同期1,277棟)、また、受注残は978棟(同883棟)を抱えており、当初の通期収益目標を十分達成出来る見通しにある。なお、甲府市、日立市に新規出店し、総店舗数は37店舗となっている。
 他の事業は省略。

 同社は超ワンマンの会長さんがいるが、上場企業であり、景気と業績も見ながらレオハウスの店舗展開を図っているようだ。当然急激に店舗展開しても人が育たず、施工体制にも支障をきたす、順当な進捗であろう。確実に歩を進めているようだ。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第3四半期
35,476
702
696
193
11年3月期第3四半期
39,122
1,439
1,421
980
前第3四半期比
110.3%
205.0%
204.2%
507.8%
11年3月期通期予想
54,000
2,000
2,000
1,300
10年3月期実績
50,295
1,768
1,776
901
09年3月期実績
46,618
1,399
1,414
173
08年3月期実績
44,035
1,488
1,547
99
通期予想/前期比
107.4%
113.1%
112.6%
144.3%

[ 2011年2月10日 ]
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